2016年04月06日
当校の理念
前回と同じですが、HPにリンクさせる用にもう一度アップします。
注! この先は当校の考え方です。
いろんなやり方があっていいと思いますし、そろばん教室は100あったら100違うところがおもしろいところだと感じます。
いろんな考え方がある、その一つです。
一般的なそろばん教室では、すぐにそろばんを教えます。(全国的にみてもほとんどがそうです)
四則計算(+-×÷)の本当は奥の深い意味の理解は後回し、そろばんだけをどんどん進める……
は、当校では、しません。
理解なんて大きくなれば後から自然とするでしょ!という考えではありません。
2、3、4さいの幼児にそろばんで数を教えません。
たとえば、4+3 をする場合。
一般的なそろばん教室の指導ではたし算九九といって、4に3をたすときは5いれて2はらうと指導します。そろばんをやったことない方にはなんのこと?となると思いますが。。
かけ算九九を覚えるように何度も頭に刷り込みます。
これはそろばんを弾くための特有の考え方であり、これで幼児が数を理解をすることは難しいでしょう。(ひき算九九もあります。)
一言でいうと、そろばんは数を理解するための最良の道具ではないということです。
幼児学習のスタートはそろばんよりも、ものをかぞえる・なぞる・ぬる・切る・貼る・ならべる・書く・読むなどの学習の基本となる部分を総合的にバランスよくがっちりしてあげることです。
遊びの延長上に学びが自然と入ることが、ベストだと考えます。使用しているエジソンクラブ教材はまさにその理想な教材です。幼児教育に特化しています。
基本的な基礎学力、能力がついた上でそろばんも始めていきます。
とにかく、そろばん・あんざんだけできるようになればいい!という考えの方は当校を選ばないでしょうし、他のそろばん教室をおすすめします。
珠算式あんざんはできるだけ早くから始めた方が良いというふうにも言われています。たしかに、真っ白な紙、乾いたスポンジのような何でも吸収する子供達の頭の中にあんざんを、こうやるんだよと教えれば、すんなりと入りやすいでしょう。
数の概念もなにもないのですから……
あるいは、早く○級、○段とらせる!ことばかりに話題が集中しがちですが、そろばんの本質はそこではないと思っています。
そろばん学習による能力アップ(よく言われている集中力、記憶力、処理能力、観察力、競争心、忍耐力、イメージ力・右脳開発など)は継続的に訓練していかなくては身につきません。できるだけそろばんを長く続けて自分自身を磨きあげていくのです。また、訓練を続けていくことで、能力をキープ・アップさせていけるのです。
これらには、○級○段という目に見えるものはありませんが、それ以上に大切なそろばん学習の価値があると感じます。むしろ、今では子供をそろばんに通わせている親御さんは、これらの能力アップを期待しているのです。
本題に戻って、 とにかく早くから始めて、早く○級とらせる。こればかりでいいと思いますか?
たし算ひき算(かけ算わり算も同様)の意味もわからない子にそろばんの技術だけを教える……
語弊があるかもしれませんが、まるで猿に芸を教えるようだと感じてしまいます。
小学生になってからも、数を見るとすべてそろばん玉で計算してしまう。そろばんでしか、数を見れない。
これは良いとは言えません。
小学校で習うひっさんも珠算式暗算で……
計算自体はずば抜けて速いけれど、その計算力に頼りきりで、工夫して計算することをしない……
もちろん、個人差はありますが。
余談ですが、数学が得意な人はやはり計算を簡単にする工夫ができる人です。算数(計算)ができるから数学もできるようになるわけではありません。
早くから始め、ずば抜けた『珠算式あんざんによる』計算力は身につくとしても、それでも幼児期の教育はそろばんにどっぷり浸すのではなく、総合的な学習の基礎をバランスよくつけてあげることです。
やはり、3・4年生程度の基礎学力を徹底的に身につけ(計算ができるだけではなく)、その上でそろばんを始め、より数に強くなり、そろばん練習で集中力・処理能力などの様々な能力を体得し、そろばん学習の副産物ともいえる珠算式暗算をマスターするという順番が、子供達にとって学びの自然な流れだと考えます。
(エジソン教材は無学年進級式で、1年生で所定の学力をつけ、そろばんに入る子もいます。)
実際、小学校でも3、4生の授業の中でそろばん学習があるのは当校の考えと合致しています。
もし、そろばんが数を理解するのに最も優れた道具ならば、もっと早い段階で授業に紹介されているでしょう。
詳しくはありませんが、日本の頭脳となっている方々
が決定したことですので、確かなのではないでしょうか。
上記は、あくまでも当校の考え方です。
いろんなやり方、考えがあって当然です。
そのうちの一つだということです。
当校では数十年変わらぬ理念で子供達を指導しています。
選ぶのは子供達であり、親御さんです。
子供達にとっては一生に1度しかないその時に、どのような学習からスタートし、どのように導いていくのか、安易には考えることはできません。親にとって重要な選択です。
広瀬珠算学校×エジソンクラブ
注! この先は当校の考え方です。
いろんなやり方があっていいと思いますし、そろばん教室は100あったら100違うところがおもしろいところだと感じます。
いろんな考え方がある、その一つです。
一般的なそろばん教室では、すぐにそろばんを教えます。(全国的にみてもほとんどがそうです)
四則計算(+-×÷)の本当は奥の深い意味の理解は後回し、そろばんだけをどんどん進める……
は、当校では、しません。
理解なんて大きくなれば後から自然とするでしょ!という考えではありません。
2、3、4さいの幼児にそろばんで数を教えません。
たとえば、4+3 をする場合。
一般的なそろばん教室の指導ではたし算九九といって、4に3をたすときは5いれて2はらうと指導します。そろばんをやったことない方にはなんのこと?となると思いますが。。
かけ算九九を覚えるように何度も頭に刷り込みます。
これはそろばんを弾くための特有の考え方であり、これで幼児が数を理解をすることは難しいでしょう。(ひき算九九もあります。)
一言でいうと、そろばんは数を理解するための最良の道具ではないということです。
幼児学習のスタートはそろばんよりも、ものをかぞえる・なぞる・ぬる・切る・貼る・ならべる・書く・読むなどの学習の基本となる部分を総合的にバランスよくがっちりしてあげることです。
遊びの延長上に学びが自然と入ることが、ベストだと考えます。使用しているエジソンクラブ教材はまさにその理想な教材です。幼児教育に特化しています。
基本的な基礎学力、能力がついた上でそろばんも始めていきます。
とにかく、そろばん・あんざんだけできるようになればいい!という考えの方は当校を選ばないでしょうし、他のそろばん教室をおすすめします。
珠算式あんざんはできるだけ早くから始めた方が良いというふうにも言われています。たしかに、真っ白な紙、乾いたスポンジのような何でも吸収する子供達の頭の中にあんざんを、こうやるんだよと教えれば、すんなりと入りやすいでしょう。
数の概念もなにもないのですから……
あるいは、早く○級、○段とらせる!ことばかりに話題が集中しがちですが、そろばんの本質はそこではないと思っています。
そろばん学習による能力アップ(よく言われている集中力、記憶力、処理能力、観察力、競争心、忍耐力、イメージ力・右脳開発など)は継続的に訓練していかなくては身につきません。できるだけそろばんを長く続けて自分自身を磨きあげていくのです。また、訓練を続けていくことで、能力をキープ・アップさせていけるのです。
これらには、○級○段という目に見えるものはありませんが、それ以上に大切なそろばん学習の価値があると感じます。むしろ、今では子供をそろばんに通わせている親御さんは、これらの能力アップを期待しているのです。
本題に戻って、 とにかく早くから始めて、早く○級とらせる。こればかりでいいと思いますか?
たし算ひき算(かけ算わり算も同様)の意味もわからない子にそろばんの技術だけを教える……
語弊があるかもしれませんが、まるで猿に芸を教えるようだと感じてしまいます。
小学生になってからも、数を見るとすべてそろばん玉で計算してしまう。そろばんでしか、数を見れない。
これは良いとは言えません。
小学校で習うひっさんも珠算式暗算で……
計算自体はずば抜けて速いけれど、その計算力に頼りきりで、工夫して計算することをしない……
もちろん、個人差はありますが。
余談ですが、数学が得意な人はやはり計算を簡単にする工夫ができる人です。算数(計算)ができるから数学もできるようになるわけではありません。
早くから始め、ずば抜けた『珠算式あんざんによる』計算力は身につくとしても、それでも幼児期の教育はそろばんにどっぷり浸すのではなく、総合的な学習の基礎をバランスよくつけてあげることです。
やはり、3・4年生程度の基礎学力を徹底的に身につけ(計算ができるだけではなく)、その上でそろばんを始め、より数に強くなり、そろばん練習で集中力・処理能力などの様々な能力を体得し、そろばん学習の副産物ともいえる珠算式暗算をマスターするという順番が、子供達にとって学びの自然な流れだと考えます。
(エジソン教材は無学年進級式で、1年生で所定の学力をつけ、そろばんに入る子もいます。)
実際、小学校でも3、4生の授業の中でそろばん学習があるのは当校の考えと合致しています。
もし、そろばんが数を理解するのに最も優れた道具ならば、もっと早い段階で授業に紹介されているでしょう。
詳しくはありませんが、日本の頭脳となっている方々
が決定したことですので、確かなのではないでしょうか。
上記は、あくまでも当校の考え方です。
いろんなやり方、考えがあって当然です。
そのうちの一つだということです。
当校では数十年変わらぬ理念で子供達を指導しています。
選ぶのは子供達であり、親御さんです。
子供達にとっては一生に1度しかないその時に、どのような学習からスタートし、どのように導いていくのか、安易には考えることはできません。親にとって重要な選択です。
広瀬珠算学校×エジソンクラブ
Posted by シンタロウ at 04:01│Comments(0)
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