そろばんを習う意義

シンタロウ

2014年10月21日 11:10

おはようございます
ご無沙汰しておりました、。

今回はなぜ今も昔もソロバンが多様化する習い事において人気上位にあり続けているのかを指導者として自分なりに、確認の意味を含め書いてみたいと思います。


ソロバンを習っていなかった親友に聞かれました

ソロバンやってなにがいいの


ストレートな質問です


習っていなかった、ちょっとやっただけ、という方はそう思うはず




大きいものは『圧倒的な集中力』



莫大な量の計算を時間内にやりきるには必然的に集中力が必要となります

これも長い年数ソロバンを続けることにより研ぎ澄まされ、得られる能力です。

1級合格した子の集中力は物凄いです

まさに超集中の世界なのです。ソロバンをしているときは、他の事は一切考えず、そのことだけに集中して練習します。

もちろん、集中力はソロバンでなくても身につけることはできるでしょう。入塾する前にすでに持ち合わせている子もいます。そういう子はさらに磨きをかけるということですね。



次にあげられるのは『反復練習による忍耐力・根気・自学自習の習慣』です。

ソロバンの練習とは自分との勝負であり、繰り返し繰り返し、目標に向かって行う反復練習です。

目標がなければ、きっと嫌になるでしょう!
つまらないと感じてしまったら苦痛でしかないかもしれません。(そこは、指導者の腕のみせどころです。。)


スポーツも受験勉強もなんでも反復練習です。これができなければ、何をやってもうまくいくはずはありません。すべては基礎・基本の繰り返しなのですから。


イチロー選手も野球と共にソロバンだけは続けていたそうで、地道なソロバンの練習の習慣が野球にも生かされているのかもしれません



そろばんを習う最大の副産物といわれる『珠算式暗算による計算力』。

むしろオマケなくらいではないでしょうか


ソロバンの技術そのものは生活面では、ほとんど使われなくなりました。

しかし、目には見えにくいけれど、『たしかな一生の宝』となるものが、ソロバンを習うことで得られるのです


もちろん、これだけではありませんが、ソロバンが今も昔も人気な理由はたしかにあるのです


ではでは。。

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